ワクチンの接種方法

ワクチンの接種方法としては、大きく「注射による接種」「経皮接種」「経口(口から飲ませる)接種」に分けられます。

注射による接種

・皮下注射

日本ではほとんどのワクチンにおいて、皮下注射による接種が原則となっています。接種する部位は以下のいずれかです。

皮下接種部位 公益社団法人 日本小児科学会「日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方」
(登録:2011.1.19,更新:2011.4.27)添付図譜より引用

・筋肉内注射

筋肉内注射:HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン、B型肝炎ワクチンの一部は筋肉内注射です。

経皮接種

BCGは、管針法(スタンプ方式)といわれる、上腕の2ヵ所にスタンプを押しつける方法で接種します。

管針法(スタンプ方式)

経口接種

ロタウイルスワクチンのみ、飲むタイプの経口ワクチンとなっています(2020年9月現在)。