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平成30年(2018)春号 最新号

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赤ちゃんの予防接種

赤ちゃんはお母さんのお腹の中で母体から免疫力を受け継ぎますが、生後しばらくするとその効果は徐々に低下し、感染症にかかりやすくなります。このため感染症ごとに、かかりやすい月齢・重症化しやすい月齢等...

赤ちゃんはお母さんのお腹の中で母体から免疫力を受け継ぎますが、生後しばらくするとその効果は徐々に低下し、感染症にかかりやすくなります。このため感染症ごとに、かかりやすい月齢・重症化しやすい月齢等を考慮して、接種するワクチンの種類や標準的な接種時期が定められています。
最近、ワクチンで予防できる感染症が増え、1歳までの接種スケジュールは複雑化してきました。予防接種は予約制とする小児科もあります。Hib(ヒブ)や肺炎球菌のワクチンは生後2ヵ月から接種できるため、以下の目安を参考に、早めに医師に相談して予防接種の計画を立てましょう。

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ワクチン質問箱

質問:予防接種後に注意することを教えてください回答:接種後30分程度は、医療機関内で子どもの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。接種当日は激しい運動は避けます。入浴...

質問:予防接種後に注意することを教えてください
回答:接種後30分程度は、医療機関内で子どもの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。接種当日は激しい運動は避けます。入浴は可能で(接種部位はこすらない)、接種部位は清潔に保ちましょう。なお、不活化ワクチンは1週間、生ワクチンは4週間、副反応の出現に注意し、接種局所のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状があれば、医師の診察を受けましょう。

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感染症Q&A

Q.ワクチン接種より自然感染する方がよいでしょうか?A.乳幼児期は免疫力が発達していないため、さまざまな感染症にかかりやすくなります。子どもはそのように多くの感染症に繰り返し感染することで、免疫...

Q.ワクチン接種より自然感染する方がよいでしょうか?
A.乳幼児期は免疫力が発達していないため、さまざまな感染症にかかりやすくなります。子どもはそのように多くの感染症に繰り返し感染することで、免疫力をつけながら成長する側面もあります。しかし子どもがかかる感染症のなかには、確実な治療法がなく深刻な合併症や後遺症を起こすものや、ときには命にかかわる危険性があるものもあります。ワクチンで防げる感染症は「ワクチンで予防する」ことが最も大切です。

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大人の長引くせき 〜もしかしたら百日せきかも〜

子どもが百日せきにかかると、コンコンと短く発作性に続くせきと、息を吸うときにヒューと音が出る症状が長く続きます。しかし、大人がかかると、このような典型的な症状は少なく、入院するほど重症化すること...

子どもが百日せきにかかると、コンコンと短く発作性に続くせきと、息を吸うときにヒューと音が出る症状が長く続きます。しかし、大人がかかると、このような典型的な症状は少なく、入院するほど重症化することがないため、百日せきと診断されないまま、ワクチン未接種の赤ちゃんや子どもに感染させてしまう可能性があります。せきが長引く場合は、早めに受診し、必要な検査や治療を受けましょう。また、乳幼児では、生後3ヵ月から早めに4種混合ワクチンを受けることをお勧めします。