ワクチン新聞

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平成27年(2015)春号

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みずぼうそう(水痘)は、ワクチンで予防できる感染症です

みずぼうそう(水痘)は、毎年冬から初夏にかけて流行するウイルス感染症です。これまでは、主に1歳から4歳のこどもたちを中心に、1年間で約100万人が水痘にかかっていると考えられていました。このため...

みずぼうそう(水痘)は、毎年冬から初夏にかけて流行するウイルス感染症です。これまでは、主に1歳から4歳のこどもたちを中心に、1年間で約100万人が水痘にかかっていると考えられていました。このため、平成26年10月から1歳以上3歳未満のこどもたちを対象に、定期接種(2回接種)が始まりました。また、3歳児、4歳児にも救済措置として1回の定期接種が行われました(平成27年3月末までの期間限定)。
任意接種の頃は、接種を希望する1歳以上のこどもたちを中心に、半年間でおよそ50万人が水痘ワクチンの接種を受けていました。ところが、水痘ワクチンが定期接種化されたことで、10月から2月までのわずか5か月間でおよそ150万人が接種を受けています(いずれも、ひとり1回接種と換算した場合)。このように、多くの人が水痘の予防接種を受けたことで、水痘の流行が次第に小さくなり、2月の水痘患者数は例年の半分以下となりました。
水痘ワクチンは、接種を受けた人が多くなると、接種した人だけではなく地域全体の流行を抑える効果があるためと考えられます(集団免疫効果)。
水痘の定期予防接種が始まり、特に大きな問題もなく半年が経過しました。このワクチンは、最低3ヵ月以上の間隔をあけて2回接種を受けることが大事です。1歳になったらすぐに(1歳3ヵ月までに)1回目の接種を受け、遅くても3歳の誕生日を迎えるまでに、確実に2回の接種を受けましょう。

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日本脳炎の予防接種を受けましょう

日本脳炎はヒトからヒトにうつるのではなく、蚊(コガタアカイエカ)にさされることで感染する病気です。刺されても症状が出ない人がほとんどですが、発症すると2割から4割が死亡し、命を取りとめても運動障...

日本脳炎はヒトからヒトにうつるのではなく、蚊(コガタアカイエカ)にさされることで感染する病気です。刺されても症状が出ない人がほとんどですが、発症すると2割から4割が死亡し、命を取りとめても運動障害などの重い後遺症を残すことが多い、こわい病気です。日本脳炎ウイルスに有効な治療薬、治療法はないため、ワクチン接種による予防が最も有効です。
日本脳炎の予防接種は、標準的には3歳で2回、4歳で1回、9歳で1回の計4回の接種が必要です。なお、これまで規定回数の接種を受けていない方でも、年齢によってはワクチン接種を受けることができる救済措置があります。詳しくはかかりつけの医療機関・医師、お住まいの市町村にご相談ください。

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麻しん風しん混合(MR)ワクチンの予防接種はお済みですか?

麻しん風しん(MR)混合ワクチンは2回接種が基本です。1歳の誕生日を迎えたら1回目(1期)を接種します。(1歳以上2歳未満)。2回目(2期)の接種時期は5歳以上7歳未満ですが、小学校入学前の1年...

麻しん風しん(MR)混合ワクチンは2回接種が基本です。1歳の誕生日を迎えたら1回目(1期)を接種します。(1歳以上2歳未満)。2回目(2期)の接種時期は5歳以上7歳未満ですが、小学校入学前の1年間に限られています。来年小学校に入学するお子さんの場合、今年の4月から接種が可能です。