ワクチン新聞

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平成26年(2014)秋号

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みずぼうそう(水痘)ワクチンが定期予防接種に

みずぼうそうはワクチンで予防できる感染症です。これまでは、接種を希望する人が任意で水痘ワクチンの接種を受けていましたが、平成26年10月から定期接種として受けることができるようになりました。接種...

みずぼうそうはワクチンで予防できる感染症です。これまでは、接種を希望する人が任意で水痘ワクチンの接種を受けていましたが、平成26年10月から定期接種として受けることができるようになりました。接種対象者は主に1歳以上3歳未満です。1回目を接種したあと、しっかりと免疫をつけるために、3ヵ月以上間隔をあけて2回目のワクチン接種を受けます。
水痘ワクチンは、麻しん風しん混合ワクチンの1回目や4種混合ワクチンの4回目など、1歳で接種を受ける他のワクチンとの同時接種も可能です。
計画的に接種スケジュールを組み、1歳を迎えたら体調の良い日を選んで忘れずに2回接種しましょう。
なお、平成26年10月から平成27年3月までの経過措置として、生後36ヵ月(3歳)から60ヵ月(5歳)未満の人も、定期接種の対象として1回の接種を受けることができます(特例)。詳しくは、かかりつけの医療機関・医師、お住まいの市町村にご相談ください。

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本当はこわい、みずぼうそう(水痘)

みずぼうそうは、子どもの病気の中で身近なもののひとつです。非常に感染力が強く、保育所や幼稚園など集団生活の場で流行しやすい病気です。発病すると全身にかゆみの強い水疱ができ、かきむしると傷口から細...

みずぼうそうは、子どもの病気の中で身近なもののひとつです。非常に感染力が強く、保育所や幼稚園など集団生活の場で流行しやすい病気です。
発病すると全身にかゆみの強い水疱ができ、かきむしると傷口から細菌感染し、あとが残ることもあります。また、すべての発疹がかさぶたになるまでは出席停止となるため、1週間程度は幼稚園や保育園を休まなければなりません。
みずぼうそうは、一般的に軽い病気だと考えられているため、周りで流行があった際に「うつしてもらえばいい」と思われる保護者も少なくありません。しかし、実際は軽く済むばかりの病気ではなく、まれに脳炎や肺炎、皮膚の二次性細菌感染症などの合併症が起こることがあり、また、抵抗力が低下している人や、年少児については重症化するおそれがあります。
みずぼうそうの患者を年齢別に調べると、約80%は1歳から5歳でかかっています。 このため、1歳の誕生日を迎えたらすぐにみずぼうそうの予防接種を受けましょう。
お子さんの健やかな健康を守るために、1歳を迎えたらすぐにみずぼうそうの予防接種を受けることをお勧めします。

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インフルエンザの流行期に備えて

インフルエンザと風邪は、よく似た症状があらわれることもあるため、同じように考えられがちですが、全く異なる病気です。風邪の症状は、のどの痛み、鼻汁、咳などが中心で、一般的には軽症ですが、インフルエ...

インフルエンザと風邪は、よく似た症状があらわれることもあるため、同じように考えられがちですが、全く異なる病気です。
風邪の症状は、のどの痛み、鼻汁、咳などが中心で、一般的には軽症ですが、インフルエンザは突然、38度以上の発熱、頭痛、悪寒、関節痛、倦怠感など全身の症状があらわれ、併せて風邪と同じような症状もみられます。子どもではまれに急性脳症を、高齢の人や免疫力の低下している人では肺炎を起こしたり、重症化する場合もあります。
インフルエンザワクチンを接種することでインフルエンザの発症を予防したり、重症化する頻度を減らしたりすることができます。ただしワクチンの効果が持続する期間は、一般的に5ヵ月程度とされ、また、流行するウイルスの型も変わるため、毎年、定期的に接種
することをお勧めします。
インフルエンザが流行する冬に備えてインフルエンザの予防接種を受けましょう。
インフルエンザワクチンと水痘ワクチンは同時に接種することが可能ですが、詳しくは、かかりつけの医療機関でご相談ください。