ワクチン新聞

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平成30年(2018)夏号

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夏に流行する感染症(夏風邪)

ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱はウイルス感染症で、7〜8月に5歳以下の乳幼児を中心に流行する「夏風邪」の代表的疾患です。現在のところ、いずれも予防接種や治療薬がないため、感染した場合には症...

ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱はウイルス感染症で、7〜8月に5歳以下の乳幼児を中心に流行する「夏風邪」の代表的疾患です。現在のところ、いずれも予防接種や治療薬がないため、感染した場合には症状に応じた対症療法が行われます。
ヘルパンギーナと手足口病は、多くの場合、口の中に水疱ができます。のどの痛みや水疱のために飲食しにくい時は、刺激の少ない柔らかく薄味のものを食べさせ、こまめに水分補給させましょう。咽頭結膜熱はのどの痛みや結膜炎などの症状があり、プールでの接触により感染することもあるため「プール熱」とも呼ばれますが、プール以外でも感染します。
咽頭結膜熱は出席停止となり、主症状がなくなって2日経つまで登園・登校できません。ヘルパンギーナと手足口病は、本人の病状などを考慮して登園・登校が判断されます。

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ワクチンで予防できる感染症

子どもは大人に比べて感染症に対する抵抗力が弱く、さまざまな感染症にかかるリスクがあります。ワクチンがある疾患は、接種可能な年齢に達したら、標準的な接種の開始時期を参考に、かかりつけの医師に相談し...

子どもは大人に比べて感染症に対する抵抗力が弱く、さまざまな感染症にかかるリスクがあります。ワクチンがある疾患は、接種可能な年齢に達したら、標準的な接種の開始時期を参考に、かかりつけの医師に相談し早めに予防接種を受けましょう。

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感染症Q&A

Q.プール遊びで気を付けたい感染症はありますか?A.咽頭結膜熱はプールでの接触や、感染者とのタオルの共用などで感染するほか、水を介して目の粘膜から感染することがあると考えられ「プール熱」とも呼ば...

Q.プール遊びで気を付けたい感染症はありますか?
A.咽頭結膜熱はプールでの接触や、感染者とのタオルの共用などで感染するほか、水を介して目の粘膜から感染することがあると考えられ「プール熱」とも呼ばれています。プールや温泉施設を利用する際は、前後にシャワーを浴び、タオルは共用せず個別に使い、石けんと流水で手を洗って、咽頭結膜熱を予防しましょう。

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ワクチン質問箱

質問:予防接種を受けた当日はスポーツをしてもいいですか?回答:予防接種を受けた当日は、過激な運動は避けるようにします。運動の程度について判断に迷う場合は、接種時に医師に相談しましょう。外出などの...

質問:予防接種を受けた当日はスポーツをしてもいいですか?
回答:予防接種を受けた当日は、過激な運動は避けるようにします。運動の程度について判断に迷う場合は、接種時に医師に相談しましょう。外出などの日常生活は、普段通りに行っても差し支えありません。
なお、入浴は予防接種当日から可能です。接種部位は清潔にして、体調に変化がないか観察しましょう。

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夏風邪の感染予防は、手洗い・うがいが基本です

ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱は5歳以下の乳幼児に多くみられる感染症ですが、大人がかかることもあります。感染者の咳やくしゃみなどの飛沫からだけではなく、ウイルスが付着した手や感染者が触れた...

ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱は5歳以下の乳幼児に多くみられる感染症ですが、大人がかかることもあります。感染者の咳やくしゃみなどの飛沫からだけではなく、ウイルスが付着した手や感染者が触れたものを介して感染が広がります。感染予防は、石けんと流水による手洗いや、うがいが基本です。特に、ヘルパンギーナや手足口病は、症状が回復した後も2〜4週間程度は便の中にウイルスが排出されます。このため、トイレを清潔に保ち、食器、おもちゃ、手などからウイルスが口に入って感染することに注意しましょう。また、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。