B型肝炎ワクチン

B型肝炎ワクチン

  • 定期接種
  • 不活化ワクチン
  • 皮下注射

B型肝炎の予防、B型肝炎ウイルス母子感染の予防などのためのワクチンです。
このワクチンの接種によりB型肝炎ウイルスに対する抗体ができ、かかりにくくなります。

予防できる感染症

B型肝炎 5歳未満の乳幼児期に感染するとウイルスのキャリア(持続感染:ウイルスを体内に保有した状態)になる率が高く、将来、慢性肝炎・肝硬変・肝癌になる可能性があります。

接種対象・スケジュール

母親が妊娠中に検査を行い、B型肝炎のキャリアであることがわかった場合
母子感染予防として、出産したかかりつけの医療機関で接種スケジュールの指示があります(健康保険で接種できます)。
母親がキャリアでない場合(一般的な感染予防スケジュール)
1歳になる前に3回接種します。標準的なスケジュールでは、生後2ヵ月から4週間隔で2回、さらに1回目の接種から20週以上経ってから1回の計3回接種します。

接種スケジュール

公益社団法人 日本小児科学会「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」より一部改変

豆ちしき

B型肝炎ワクチンは世界で初めてのがん予防ワクチンです
B型肝炎を予防することは、肝臓がんを予防することにもなります。
B型肝炎は、母子感染や水平感染(父子感染、保育園などでの感染など)だけでなく、知らない間にかかることも多いため、WHO(世界保健機関)では、世界中の子どもたちに対して、生まれたらすぐに国の定期接種として国民全員が接種する方法『ユニバーサルワクチネーション』を指示しています。
B型肝炎ワクチンは現在、世界180か国以上でユニバーサルワクチンとなっています。

【参考】日本肝臓学会 ホームページ