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2023年10月 第3号 最新号

どうなる?今シーズンのインフルエンザ

重症化しやすい年配の方やお子さんは、早めの予防接種を
季節性インフルエンザは例年12月~3月が流行シーズンです1)。新型コロナウイルス感染症が2020年以降に世界的に流行してから、日本ではインフルエンザは流行しませんでしたが、2022年~2023年の冬季シーズンには3年ぶりに全国で流行しました1,2)。では、今シーズンはどうなるでしょうか。マスクの着用について個人の判断が基本となり、新型コロナウイルスの水際対策が緩和されたことから、前シーズンを上回る可能性があります。
インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化を予防する効果があり1)、国内外でインフルエンザ予防接種が特に推奨されているのは、医療従事者、そしてインフルエンザにかかると重症化しやすい、65歳以上の方、慢性疾患をお持ちの方、妊婦さん、5歳未満のお子さんです(図1)3)。
65歳以上の方は、肺炎など合併症のリスクが高く、定期のインフルエンザ予防接種の対象になっています(図2)1)。流行する前に医療機関を受診して、かかりつけ医に相談のうえインフルエンザワクチンを接種しましょう。実施期間や接種可能な医療機関については、お住まいの市区町村に早めに問い合わせましょう。

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宮入先生に聞いてみよう 教えてドクターQ&A

子どもが小学校1年生です。小学生が接種対象となるワクチンはありますか?
定期接種としては、日本脳炎ワクチンの4回目、2種混合ワクチン、女子生徒のみのHPVワクチンがあります。任意接種にもいくつか大切なワクチンがあります。
感染症にかかりやすい年齢や重症化しやすい年齢に応じて、小学生の間にも接種を推奨されているワクチンがあります(表1)4,5)。定期接種としては、9歳~12歳で接種する日本脳炎ワクチンの4回目*1、11歳~12歳の2種混合ワクチン*2、小6~高1女子のHPV*3ワクチンがあります。任意接種としては毎年のインフルエンザワクチン、そして乳幼児期の定期接種の接種もれのキャッチアップ*4、海外渡航時のワクチンなどがあります。詳しくは、お住まいの市区町村またはかかりつけ医に問い合わせてみましょう。

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お役立ちミニ情報

手洗いは感染対策のキホン
風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症を予防するための基本的な対策の一つとして、手洗いはとても重要です。
手に付着したウイルスを効果的に除去する方法を調べたところ、手洗いなしの場合と比べ、ハンドソープを使って、10秒もみ洗いした後流水で15秒すすぐことでウイルスを約1万分の1に、これを2回繰り返すことで約100万分の1に減らせることがわかりました(表2)6-8)。さらに、子どもが手洗いをすることで、風邪や下痢症を半分に減らせることもわかっています9)。
感染予防にはやっぱり手洗いが大切なんだね!
手洗いのタイミングも重要です。以下の5つのタイミング8)を参考に、効果的な手洗いを習慣づけましょう。
手洗いの5つのタイミング①公共の場所から帰ったとき②咳やくしゃみ、鼻をかんだとき③ご飯を食べる前と後④病気の人のケアをしたとき⑤外にあるものに触ったとき
なんとなく行っていた手洗いをきちんと理解して行えば、感染予防の効果は大きくなるはずです。

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