おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

感染力の強いムンプスウイルスによっておこる発熱と耳下腺のはれを特徴とする病気です。
ウイルスが全身の臓器や神経組織を侵して無菌性髄膜炎・脳炎・難聴・精巣炎等の合併症をおこします。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

主な症状・経過

主な症状・経過
  • 全身の感染症ですが耳下腺の腫脹が主症状で、顎下腺も腫れます。
  • 腫れは2~3日でピークに達し、3~7日間、長くても10日間で消えます。
  • 痛みを伴い、酸っぱいものを飲食すると強くなります。

特徴

原因となる病原体 ムンプスウイルス
感染経路 飛沫感染、接触感染
かかりやすい年齢 幼児から学童
合併症 10~100人に1人が無菌性髄膜炎を、500~1,000人に1人が回復不能な難聴(主に片側)を、3,000~5,000人に1人が急性脳炎を併発します。
日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会2020年5月改定版
「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」より一部改変