百日せき

風邪のような症状で始まりせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続的にせき込むようになります。けいれんや、肺炎・脳症などの重い合併症から命をおとすこともあります。百日せき

主な症状・経過

  • コンコンと咳き込んだ後、ヒューという笛を吹くような音を立てて息を吸う、特有な咳が特徴で、連続性・発作性の咳が長期にわたって続きます。
  • 年齢が低いほど症状は重く、前述の特徴的な咳が出始め、咳のために眠れなかったり、顔が腫れることもあります。
  • 回復するのに2~3週間から数か月もかかることがあります。幼児期後半以降の罹患では症状は軽くなり、小学生になると咳のしつこい風邪に思われることも少なくありません。
  • 生後3か月未満の乳児では呼吸ができなくなる発作(無呼吸発作)、肺炎、中耳炎、脳症などの合併症も起こりやすく、命にかかわることがあります。
日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会2020年5月改定版
「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」より一部改変

特徴

原因となる病原体 百日せき菌
感染経路 飛沫感染、接触感染
かかりやすい年齢 ワクチン未接種、あるいは未完了の乳幼児期が多いですが、国内の最近のデータでは学童期から10歳代前半に多く、また成人の発症も増えています。
日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会2020年5月改定版
「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」より一部改変