HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症
[子宮頸がん]

HPVは性交経験があれば誰でも感染する可能性があり、ほとんどの場合自然に排除されます。ウイルスが排除されずに長期間感染が続く場合5~10年以上の年月を経て、子宮頸がんを発症します。

HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症

主な症状・経過

  • 子宮頸がん、尖圭コンジローマ、尋常性ゆうぜい(いぼ)、若年反復性呼吸器乳頭腫などの原因となります。
  • 子宮頸がんは、20-30歳代から増加し、女性特有のがんの中では第2位の発症率で、日本では年間約9,000人が発症し約2,700 人が死亡しています。
  • ごく初期の子宮頸がんを除いては子宮摘出を要する可能性があり、原因のほとんどがヒトパピローマウイルスとされています。

特徴

原因となる病原体 HPV(ヒトパピローマウイルス)
感染経路 濃厚な接触により感染。
肛門・性器の感染は、性経験があれば誰でも感染する可能性があり、思春期女性では40%以上が感染しているとされています。
また、母子感染もあります。
日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会2020年5月改定版
「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」より一部改変