ワクチン新聞

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検索結果 9 件中 1 - 5 件目

令和3年(2021) 冬号

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大人のための予防接種

ワクチンで予防できる病気(VPD)に対する予防接種の多くは、VPDにかかりやすく、重症化しやすい子どもが対象となっていますが、大人になってから検討すべき予防接種もあります。インフルエンザ、肺炎球菌感染症(高齢者)、帯状疱疹などに対する予防接種がこれに当たります。
加齢に伴い身体機能が低下している高齢者は、インフルエンザをきっかけに肺炎を起こすなど重症化することがあります。また大人がかかる肺炎の原因微生物としては肺炎球菌が最も多いとされ、肺炎で亡くなる方の9割以上が65歳以上であることから、特に高齢者の肺炎予防においてインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの両方を接種することが強く推奨されています。65歳になったら、インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチン※を定期予防接種として受けることができます。
帯状疱疹は、過去にみずぼうそう(水痘)にかかったことのある人の体内に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが、加齢や免疫力の低下などにより再活性化することで発症します。帯状疱疹で神経が傷つくと、後遺症で痛みが長期間残ることがあります(帯状疱疹後神経痛)。50歳以上の方は、帯状疱疹を予防するためのワクチンを任意接種として受けることができます。
予防接種を希望する方は、かかりつけ医に相談しましょう。対象者や接種費用の公費負担など詳細については、お住まいの市区町村にお問い合わせください。
※ 定期接種として使用される肺炎球菌ワクチンは、23価肺炎球菌ワクチン(一般名:23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)です。

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令和3 年(2021)秋号

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インフルエンザの患者さんが減っていても予防接種は必要?

インフルエンザの患者数が減少していると報告されています。これは新型コロナウイルスの感染拡大による海外との往来と日本への入国者の減少や感染予防のためのマスクの着用、手洗い、アルコールによる手指消毒の習慣化などに伴うものだと考えられています。患者数が減少しているから予防接種をしなくても大丈夫かというと、そのようなことはなく、今後、渡航制限の緩和が行われ、人流も増加すると、インフルエンザも同時に増加する可能性が高く、予防接種を受けて流行に備えることが大切です。インフルエンザにかかると重症化しやすいといわれている、5歳未満(特に2歳未満)のお子さん※、65歳以上の方、妊娠中の女性などは特にインフルエンザワクチンを接種することが国内外で推奨されています*1。自分自身そして大切な人をインフルエンザから守るために、この秋から計画的にインフルエンザワクチンを接種しましょう。
※インフルエンザワクチンは生後6か月から任意接種として接種が可能です。
*1 Centers for Disease Control and Prevention (CDC). People at High Risk For Flu Complications
https://www.cdc.gov/flu/highrisk/index.htm

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感染症Q&A

Q.インフルエンザの予防にアルコール消毒は効果がありますか?
A.アルコール消毒はインフルエンザの感染予防に効果がありますが、有機物(汚れ)の存在下や手が濡れている状態では消毒効果が不十分になるといわれています*4,5。速乾性手指アルコール製剤を使用する場合は、石鹸で手を洗い水気をしっかりふき取った後、アルコール製剤が完全に乾ききる前に15秒以上すり込むことができる十分な量を取り、指は爪の先まで一本ずつ、丁寧にすり込むことが大切です。インフルエンザ対策にアルコール消毒も上手に取り入れながら、正しい手洗い、ふだんの健康管理、予防接種を受けることで感染を防ぎましょう。
* 4 Centers for Disease Control and Prevention(CDC). Boyce JM, et al. MMWR Recomm Rep. 2002; 51(RR-16): 1-45, quiz CE1-4.
* 5 村上和保, ほか. 日食微生物会誌. 手洗い時における乾燥方法がエタノールの手指消毒効果に及ぼす影響.2009; 26(4): 208-211.

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令和3 年(2021)夏号

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ミニコラム

インバウンドに備えた感染症対策
海外から自国に来る旅行者やその旅行のことを「インバウンド」といい、インバウンドの増加により海外から感染症が持ち込まれる可能性が高まるといわれています。近年、日本へのインバウンドは急増していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い大幅に減少しました。また、日常生活において手洗い、マスク、換気などが習慣化したことで、インバウンドに関連した感染症(インフルエンザなど)の2020年の発症数は激減しました。今後、国際的な大規模イベントなどが行われる際は、インバウンドの急増により感染症の増加が心配されます。インバウンドに備えた感染症対策として、手洗いやマスクなどに加え、ワクチンがある感染症は可能な限りワクチン接種を行うことが大切です。

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令和3年(2021)早春号

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ミニコラム

正しくマスクをつけて感染症対策を
かぜや季節性インフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症対策の基本として、「マスクの着用を含む咳エチケット」があげられます。マスクを取り出す前に両手を清潔にし、①鼻と口の両方を確実におおう、②ゴムひもを耳にかける、③隙間がないよう鼻までおおう、という3つのポイントをおさえ、正しくマスクをつけて感染症を予防しましょう。

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令和2年(2020)秋号

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子どもに多いインフルエンザ脳症

インフルエンザをきっかけとして、発熱後1~2日以内に、意識障害(意識がなくなる)、けいれん、異常行動(急に走り出す、意味のわからないことを話すなど)といった症状が起こる深刻な合併症をインフルエンザ脳症といいます。例年、1~5歳の子どもに最も多く見られますが、2019年9月2日~12月29日の間にインフルエンザ脳症となった134人の年齢は、15歳未満がほとんどでした*1。
インフルエンザに伴う発熱から少なくとも2日間は、お子さんが一人にならないように配慮することが大切です。先述した意識障害などの症状が表れた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
インフルエンザを予防するには、インフルエンザワクチン接種が有効です。ワクチンにはインフルエンザの発病を抑えたり、重症化を予防する効果があります。
*1 国立感染症研究所:急性脳炎(脳症を含む)サーベイランスにおけるインフルエンザ脳症報告例のまとめ(2020年1月8日現在)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/encephalitis-m/
/encephalitis-idwrs/9315-encephalitis-200117.html

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ワクチン質問箱

質問:インフルエンザワクチンの副反応にはどんなものがありますか?
回答:比較的多くみられるのは、接種した場所の赤み、はれ、痛みや、発熱、だるさなどです。また、まれではありますが、じんましん、呼吸困難などのアナフィラキシー様症状がみられることもあります。接種後30分間は医療機関内で安静にし、帰宅後に異常が認められた場合は、速やかに医療機関に連絡しましょう。

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感染症Q&A

Q.インフルエンザA型とB型の症状の違いは?
A.インフルエンザウイルスは、A型、B型、C型に大きく分類されますが、流行の原因となるのはA型とB型で、A型は数十年に一度大流行を起こします。症状に大きな違いはないとされ、高熱や身体の痛みなどに続いてせきや鼻水などの症状が、いわゆる「かぜ」に比べて強く出現します。インフルエンザワクチンの接種は、A型、B型のどちらの予防にも効果があります。

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