ワクチン新聞

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検索結果 22 件中 1 - 5 件目

令和2年(2020)早春号

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ミニコラム

出席停止になる感染症
麻しん、風しん、みずぼうそう、結核、髄膜炎菌性髄膜炎、百日せき、おたふくかぜ、インフルエンザ、咽頭結膜熱などは、感染者から周囲の人へ感染が広がって流行する可能性があるため出席停止になり、登園・登校は控えることが学校保健安全法で定められています。治癒して再登校するときは、学校へ「治癒証明書」の提出を求められることがあります。

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令和元年(2019)冬号

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感染症Q&A

Q.麻しんの感染力はどれくらい強いのですか?
A.麻しんは「はしか」とも呼ばれます。感染力はきわめて強く、麻しんに免疫がない集団の中では、1人が麻しんにかかると12~18人にうつすとされています(インフルエンザでは1~2人)*6。不顕性感染はほとんどなく、麻しんウイルスに感染した者の90%以上が発症します。子どもだけではなく、麻しんに免疫がない成人も感染に注意が必要です。感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染です。主症状は発熱や咳、鼻水など風邪のような症状と発しんで、肺炎や脳炎など重い合併症を起こすこともあります。
*6 作成:国立感染症研究所感染症疫学センター、監修:文部科学省・厚生労働省:学校における麻しん対策ガイドライン第2版

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令和元年(2019)秋号

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インフルエンザが流行する季節が近づいています

インフルエンザは例年12~3月に流行します。インフルエンザ患者は、せき1回で約10万個、くしゃみ1回で約200万個のインフルエンザウイルスを空気中に放出するとされ、いったん流行が始まると短期間に感染が広がります。インフルエンザを発病した人の多くは1週間ほどで回復しますが、一部の人は重症化し、子どもはまれに急性脳症を、高齢者や免疫力が低下した人は肺炎を伴うなどして、死亡することもあります。
インフルエンザにかからないためには、流行前のワクチン接種、外出後の手洗い、適度な湿度の保持、日ごろからの休養とバランスよい食事、人混みに外出しないなどの方法が有効です。インフルエンザワクチンは、インフルエンザの発病を抑えたり、発病後の重症化を予防する効果があります。ウイルスの感染性を失わせた不活化ワクチンなので、ワクチンの接種によってインフルエンザを発病することはありません。原則的に任意接種ですが、65歳以上の人、60~64歳で特定の基礎疾患がある人は定期接種の対象です。

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せきがでる呼吸器系感染症

せきは、口から肺につながる気道(空気の通り道)から異物を排除しようとする防御反応です。急性のせき(せきの持続期間が3週間以内)の場合は、ウイルスや細菌の感染による呼吸器感染症の可能性が考えられます。子どもがかかりやすい呼吸器感染症は、風邪、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、百日せきなどです。
せきの様子は原因となる病気を知る手がかりになります。せきの音に注目してみると、たんがからんだ湿ったせき(湿性)と、「コンコン」と軽く乾いた調子のせき(乾性)があります。せきが続く期間も重要で、3週間以内(急性)、3~8週間(遷せんえん延性)、8週間以上(慢性)に分けられます。せきの音や持続期間を観察しておき、診察時に医師に伝えましょう。
なお、せきがでる原因は呼吸器感染症以外にもさまざまあり、喘息などのアレルギー性疾患や、気道の異物、後鼻漏(鼻水が気道に入る)、腫瘍などの可能性もあります。心配な症状やわからないことがあったら、医師に相談しましょう。

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ワクチン質問箱

質問:去年インフルエンザワクチンを接種しましたが、今年も接種した方がよいですか?
回答:インフルエンザウイルスは流行する型が毎年異なるので、去年接種していても、今年も接種したほうがよいでしょう。接種は12月中旬までに終えましょう。ワクチンの効果は接種後2週間~5ヵ月程度です。生後6か月以上~13歳未満は2回接種です。1回目は10~11月に接種し、2~4週間あけて、2回目は11月中に接種します。13歳以上は原則1回接種ですが、医師が特に必要と認める場合は2回接種も可能です。なお妊婦が接種すると、生まれた赤ちゃんにも予防効果が期待できるという研究報告があります。ワクチン接種については、医師に相談してみましょう。

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感染症Q&A

Q.インフルエンザと普通の風邪の違いはなんですか?
A.原因となるウイルスと罹患したときの重症度が異なります。インフルエンザはインフルエンザウイルスが原因で、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れ、のどの痛み、せき、鼻汁等も見られます。さらに小児は急性脳症等、高齢者では肺炎等、重症化することがあります。一方、普通の風邪はさまざまなウイルスが原因で起こります。のどの痛み、せき、鼻汁、くしゃみ等の症状が現れ、発熱はインフルエンザほど高くなく、重症化する頻度はインフルエンザより低いとされます。

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ミニコラム

Q.インフルエンザ感染後の異常行動による事故を防止するために家庭でできる対策は?
A.インフルエンザにかかったら、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類によらず、異常行動(急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロするなど)に対し注意が必要です。異常行動は小児・未成年の男性に多く、発熱から2日間以内に起こる傾向があります。自宅での転落事防止策は、玄関やすべての部屋の窓を確実に施錠する(内鍵、補助錠も活用)、ベランダに面さない部屋や窓に格子がある部屋で寝る、一戸建てでは1階で寝るなどの方法があります。

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令和元年(2019)夏号

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生後2か月からワクチン接種を開始するために妊娠中から準備スタート

子どもの予防接種は、特に乳幼児期に集中しており、生後2か月でのワクチンデビューから1歳になるまでの間に、定期接種としてHib(ヒブ)ワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、4種混合ワクチン(DPT-IPV)、日本脳炎ワクチン*1、BCGの接種開始時期が設定されています。さらに任意接種として、ロタウイルスワクチンや、インフルエンザワクチンの接種ができます。接種間隔や接種回数は、ワクチンの種類によって異なります。
ワクチンを接種すると、体に免疫の記憶が残り、いざ病原体が体に入ったときに免疫を早く働かせることができます。大切な赤ちゃんを感染症から守るために、生後2か月になったら、すみやかに予防接種を開始することが大切です。
出産直後は忙しいので、妊娠中、特に妊娠後半の妊婦健診時から予防接種の話を聞いておくとスムーズです。予防接種についてわかりやすく解説したリーフレットなども活用して情報を集めましょう。
2週間健診・1か月健診の時期には、医療機関に問い合わせて、接種日を予約しましょう。
*1日本小児科学会より、日本脳炎流行地域に渡航・滞在する小児、最近日本脳炎患者が発生した地域・ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域に居住する小児に対して、生後6か月からの定期接種開始が推奨されています。
【妊娠中(特に妊娠後半)】
•妊婦健診の際、予防接種の情報を集めましょう。

【出産直後~退院までの入院期間】
•予防接種に関するリーフレットなど資料をもらいましょう。

【2週間健診・1か月健診】
•区(市町村)から保護者宛てに予防接種実施に関する通知が郵送されます。予防接種を受ける日を予約しましょう。詳しくはお住いの区(市町村)へお問い合わせください。

【3~4か月健診】
•健診時に、母子健康手帳などで予防接種の進み具合を確認してもらいましょう。
•次に予防接種を受ける日を予約しましょう。

【6~7か月健診、10か月健診】
•健診時に、母子健康手帳などで予防接種の進み具合を確認してもらいましょう。
•予防接種のスケジュールが遅れている場合は、医師に相談して予防接種のスケジュールを立て直し、接種を受けましょう。
•1歳から接種が始まる予防接種を確認しましょう。

【1歳】
•0歳で受けた予防接種にもれがないか確認しましょう。

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令和元年(2019)初夏号

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短期の海外渡航でも、事前にワクチンの接種状況をチェック

海外では、日本ではみられない感染症が流行していることがあります。短期の海外渡航でも、病原体に出会えば感染する可能性はあります。安全で健康な海外渡航のために、旅行中の生水・氷・生食や、虫さされ、動物、薬物、性交渉などに注意しましょう。
渡航地で流行する感染症や医療事情などの情報は、厚生労働省検疫所(FORTH)や外務省のウェブサイトなどで入手できます。海外渡航の前に接種すべきワクチンは、滞在地域・滞在期間・旅行中の行動予定などに応じて、麻しん、風しん、破傷風、ジフテリア、ポリオ、日本脳炎、狂犬病、A型肝炎、B型肝炎、インフルエンザなどが考えられます。これまでに自分やお子さんが受けた予防接種を母子健康手帳などで確認のうえ、海外渡航までの日数に余裕をもって、医師にワクチン接種の相談をするなど適切な感染予防に努めましょう。

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感染症Q&A

Q.海外でインフルエンザが流行する時期は?
A.インフルエンザは日本では主に12〜3月に流行しますが、世界では国や地域により流行期が異なります。例えば、南半球にあるオーストラリアでは、6〜9月にインフルエンザが流行します。世界を見渡すと、年間を通じ低レベルで発生する地域や、複数回流行する地域もあります。流行状況はWHOのウェブサイトなどで入手できます。インフルエンザにかからないためには、流行前のワクチン接種、外出後の手洗い等、湿度の保持、休養と栄養、人混みを避けることなどが有効です。

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ワクチン質問箱

質問:帯状疱疹ワクチンは、インフルエンザや肺炎球菌ワクチンと同時接種できますか?
回答:帯状疱疹ワクチンは、任意接種として50歳以上で接種できます。一般的に帯状疱疹ワクチンは、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンと同時接種はしていません。生ワクチンは接種から中27日以上、不活化ワクチンは接種から中6日以上、間隔をあけてから、別の種類のワクチンを接種します。例えば、不活化ワクチンであるインフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンの接種後であれば、中6日以上あけて帯状疱疹ワクチンを接種します。しかし、医師が特に必要と判断した場合は、他のワクチン(生ワクチン、不活化ワクチン)と同時に接種できます。

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