ワクチン新聞

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検索結果 22 件中 1 - 5 件目

令和2年(2020)早春号

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小学校入学までに受ける予防接種

小学校への入学準備の一環として、これまでに定期接種として定められた予防接種をすべて受けているか確認しましょう。母子健康手帳にある予防接種記録のページを見返して、接種したワクチンの種類と回数をチェックしましょう。例えば2020年4月に小学校に入学するお子さんの場合、小学校入学までの定期接種ワクチンは、Hib(ヒブ)、小児用肺炎球菌、4種混合(DPT-IPV)、BCG、日本脳炎、MR (麻しん・風しん混合)、水痘です。それぞれのワクチンに定期接種となる対象年齢が決められており、期間内は費用の自己負担なく接種できます。ワクチンを接種すると体に免疫の記憶が残り、いざ病原体が体に入ったときに免疫が早く働いて病気を防いだり、かかったとしても軽い症状で済みます。受けそびれたまま、定期接種の時期を過ぎてしまったワクチンはありませんか?定期接種の対象年齢から外れてしまっても*1、接種が勧められるワクチンがあります。かかりつけの医師に相談してみましょう。
2020年4月から小学校に入学するお子さんは、2020年3月31日までにMR(麻しん・風しん混合)ワクチンの定期接種を済ませましょう。第2期の定期接種は5~7歳未満で小学校入学前の1年間(就学前年度4月1日~3月31日)です。2020年3月31日を過ぎた場合は、任意接種となります。加えて、下のグラフのように百日せきにかかった人の多くが小学生であったことから、小学校入学前に3種混合(百日せき、ジフテリア、破傷風)を任意接種で受けることが日本小児科学会より推奨されています(同様にポリオ、おたふくかぜも入学前の任意接種を推奨)。
*1 定期接種の対象年齢外でワクチンを接種する場合は、任意接種となり、費用は自己負担です。

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ミニコラム

出席停止になる感染症
麻しん、風しん、みずぼうそう、結核、髄膜炎菌性髄膜炎、百日せき、おたふくかぜ、インフルエンザ、咽頭結膜熱などは、感染者から周囲の人へ感染が広がって流行する可能性があるため出席停止になり、登園・登校は控えることが学校保健安全法で定められています。治癒して再登校するときは、学校へ「治癒証明書」の提出を求められることがあります。

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令和元年(2019)秋号

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せきがでる呼吸器系感染症

せきは、口から肺につながる気道(空気の通り道)から異物を排除しようとする防御反応です。急性のせき(せきの持続期間が3週間以内)の場合は、ウイルスや細菌の感染による呼吸器感染症の可能性が考えられます。子どもがかかりやすい呼吸器感染症は、風邪、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、百日せきなどです。
せきの様子は原因となる病気を知る手がかりになります。せきの音に注目してみると、たんがからんだ湿ったせき(湿性)と、「コンコン」と軽く乾いた調子のせき(乾性)があります。せきが続く期間も重要で、3週間以内(急性)、3~8週間(遷せんえん延性)、8週間以上(慢性)に分けられます。せきの音や持続期間を観察しておき、診察時に医師に伝えましょう。
なお、せきがでる原因は呼吸器感染症以外にもさまざまあり、喘息などのアレルギー性疾患や、気道の異物、後鼻漏(鼻水が気道に入る)、腫瘍などの可能性もあります。心配な症状やわからないことがあったら、医師に相談しましょう。

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令和元年(2019)夏号

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生後2か月からワクチン接種を開始するために妊娠中から準備スタート

子どもの予防接種は、特に乳幼児期に集中しており、生後2か月でのワクチンデビューから1歳になるまでの間に、定期接種としてHib(ヒブ)ワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、4種混合ワクチン(DPT-IPV)、日本脳炎ワクチン*1、BCGの接種開始時期が設定されています。さらに任意接種として、ロタウイルスワクチンや、インフルエンザワクチンの接種ができます。接種間隔や接種回数は、ワクチンの種類によって異なります。
ワクチンを接種すると、体に免疫の記憶が残り、いざ病原体が体に入ったときに免疫を早く働かせることができます。大切な赤ちゃんを感染症から守るために、生後2か月になったら、すみやかに予防接種を開始することが大切です。
出産直後は忙しいので、妊娠中、特に妊娠後半の妊婦健診時から予防接種の話を聞いておくとスムーズです。予防接種についてわかりやすく解説したリーフレットなども活用して情報を集めましょう。
2週間健診・1か月健診の時期には、医療機関に問い合わせて、接種日を予約しましょう。
*1日本小児科学会より、日本脳炎流行地域に渡航・滞在する小児、最近日本脳炎患者が発生した地域・ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域に居住する小児に対して、生後6か月からの定期接種開始が推奨されています。
【妊娠中(特に妊娠後半)】
•妊婦健診の際、予防接種の情報を集めましょう。

【出産直後~退院までの入院期間】
•予防接種に関するリーフレットなど資料をもらいましょう。

【2週間健診・1か月健診】
•区(市町村)から保護者宛てに予防接種実施に関する通知が郵送されます。予防接種を受ける日を予約しましょう。詳しくはお住いの区(市町村)へお問い合わせください。

【3~4か月健診】
•健診時に、母子健康手帳などで予防接種の進み具合を確認してもらいましょう。
•次に予防接種を受ける日を予約しましょう。

【6~7か月健診、10か月健診】
•健診時に、母子健康手帳などで予防接種の進み具合を確認してもらいましょう。
•予防接種のスケジュールが遅れている場合は、医師に相談して予防接種のスケジュールを立て直し、接種を受けましょう。
•1歳から接種が始まる予防接種を確認しましょう。

【1歳】
•0歳で受けた予防接種にもれがないか確認しましょう。

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平成31年(2019)春号

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ワクチン質問箱

質問:思春期前後に受ける定期の予防接種を教えてください
回答:■日本脳炎ワクチン:9歳以上13歳未満(標準的には9歳)で1回接種します。
■2種混合(DT)ワクチン:11歳以上13歳未満(標準的には11歳)で1回接種します。乳幼児期に受けた4種混合ワクチンで獲得したジフテリアと破傷風の免疫を持続するワクチンです。
■HPVワクチン[女性のみ]:小学校6年生~高校1年生相当年齢の間に3回接種します。子宮頸がんなどを予防するワクチンです。なお、ワクチン接種後に体調の変化があらわれることがあるため、接種を受ける前に十分に医師と相談しましょう。

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平成30年(2018)冬号

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1歳未満児は百日せきに注意

百日せきは百日せき菌がのどに感染し、コンコンと続けてせき込んだ後、ヒューと笛を吹くような音を立てて息を吸う、激しいせきが特徴です。激しいせきは2~3週間続き、夜間のせきで眠れなかったり、顔が腫れることもあります。年齢が低いほど症状が重くなる傾向があり、1歳未満の乳児は呼吸管理のために入院が必要になったり、息を止めているような無呼吸発作、呼吸ができずに全身が青紫色になるチアノーゼ、けいれん、呼吸停止に至ることもあります。まれに肺炎や脳症など、命にかかわる重い症状を引き起こすこともあります。百日せきにかかったお子さんのうち、一般に0.2%(生後6か月以下は0.6%)が亡くなるといわれています。
百日せきは、感染者のせきやくしゃみによる飛沫感染や接触感染によって広がります。感染を防ぐためにはワクチン接種が効果的とされており、百日せきにかかるリスクを80〜85%ほど減らします。百日せきワクチンは3種混合ワクチン(DPT)および4種混合ワクチン(DPT-IPV)に含まれています。4種混合ワクチンは生後3か月から接種できます。3種混合ワクチンも生後3か月から接種できますが、日本小児科学会では、小学校就学前や11~13歳未満の年齢で3種混合ワクチンの追加接種を受けることを推奨(2018年8月1日から)しています。医師に相談して接種スケジュールを計画しましょう。

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感染拡大を防ぐ【咳エチケット】

毎年12〜3月はインフルエンザが流行します。インフルエンザや百日せきなどでは、感染者のせきやくしゃみと一緒にウイルスや細菌が放出されます。せきなどの症状がある人は、マスクを着用し、周囲に感染を広げないために【咳エチケット】を心がけましょう。症状がない場合でも、特に流行時期には普段から睡眠や食事など健康に留意し、正しい手洗いやワクチンの接種などでウイルスや細菌から身を守りましょう。

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