ワクチン新聞

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検索結果 20 件中 1 - 5 件目

令和元年(2019)夏号

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生後2か月からワクチン接種を開始するために妊娠中から準備スタート

子どもの予防接種は、特に乳幼児期に集中しており、生後2か月でのワクチンデビューから1歳になるまでの間に、定期接種としてHib(ヒブ)ワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、4種混合ワクチン(DPT-IPV)、日本脳炎ワクチン*1、BCGの接種開始時期が設定されています。さらに任意接種として、ロタウイルスワクチンや、インフルエンザワクチンの接種ができます。接種間隔や接種回数は、ワクチンの種類によって異なります。
ワクチンを接種すると、体に免疫の記憶が残り、いざ病原体が体に入ったときに免疫を早く働かせることができます。大切な赤ちゃんを感染症から守るために、生後2か月になったら、すみやかに予防接種を開始することが大切です。
出産直後は忙しいので、妊娠中、特に妊娠後半の妊婦健診時から予防接種の話を聞いておくとスムーズです。予防接種についてわかりやすく解説したリーフレットなども活用して情報を集めましょう。
2週間健診・1か月健診の時期には、医療機関に問い合わせて、接種日を予約しましょう。
*1日本小児科学会より、日本脳炎流行地域に渡航・滞在する小児、最近日本脳炎患者が発生した地域・ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域に居住する小児に対して、生後6か月からの定期接種開始が推奨されています。
【妊娠中(特に妊娠後半)】
•妊婦健診の際、予防接種の情報を集めましょう。

【出産直後~退院までの入院期間】
•予防接種に関するリーフレットなど資料をもらいましょう。

【2週間健診・1か月健診】
•区(市町村)から保護者宛てに予防接種実施に関する通知が郵送されます。予防接種を受ける日を予約しましょう。詳しくはお住いの区(市町村)へお問い合わせください。

【3~4か月健診】
•健診時に、母子健康手帳などで予防接種の進み具合を確認してもらいましょう。
•次に予防接種を受ける日を予約しましょう。

【6~7か月健診、10か月健診】
•健診時に、母子健康手帳などで予防接種の進み具合を確認してもらいましょう。
•予防接種のスケジュールが遅れている場合は、医師に相談して予防接種のスケジュールを立て直し、接種を受けましょう。
•1歳から接種が始まる予防接種を確認しましょう。

【1歳】
•0歳で受けた予防接種にもれがないか確認しましょう。

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平成31年(2019)春号

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ワクチン質問箱

質問:思春期前後に受ける定期の予防接種を教えてください
回答:■日本脳炎ワクチン:9歳以上13歳未満(標準的には9歳)で1回接種します。
■2種混合(DT)ワクチン:11歳以上13歳未満(標準的には11歳)で1回接種します。乳幼児期に受けた4種混合ワクチンで獲得したジフテリアと破傷風の免疫を持続するワクチンです。
■HPVワクチン[女性のみ]:小学校6年生~高校1年生相当年齢の間に3回接種します。子宮頸がんなどを予防するワクチンです。なお、ワクチン接種後に体調の変化があらわれることがあるため、接種を受ける前に十分に医師と相談しましょう。

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平成30年(2018)冬号

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1歳未満児は百日せきに注意

百日せきは百日せき菌がのどに感染し、コンコンと続けてせき込んだ後、ヒューと笛を吹くような音を立てて息を吸う、激しいせきが特徴です。激しいせきは2~3週間続き、夜間のせきで眠れなかったり、顔が腫れることもあります。年齢が低いほど症状が重くなる傾向があり、1歳未満の乳児は呼吸管理のために入院が必要になったり、息を止めているような無呼吸発作、呼吸ができずに全身が青紫色になるチアノーゼ、けいれん、呼吸停止に至ることもあります。まれに肺炎や脳症など、命にかかわる重い症状を引き起こすこともあります。百日せきにかかったお子さんのうち、一般に0.2%(生後6か月以下は0.6%)が亡くなるといわれています。
百日せきは、感染者のせきやくしゃみによる飛沫感染や接触感染によって広がります。感染を防ぐためにはワクチン接種が効果的とされており、百日せきにかかるリスクを80〜85%ほど減らします。百日せきワクチンは3種混合ワクチン(DPT)および4種混合ワクチン(DPT-IPV)に含まれています。4種混合ワクチンは生後3か月から接種できます。3種混合ワクチンも生後3か月から接種できますが、日本小児科学会では、小学校就学前や11~13歳未満の年齢で3種混合ワクチンの追加接種を受けることを推奨(2018年8月1日から)しています。医師に相談して接種スケジュールを計画しましょう。

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平成30年(2018)春号

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大人の長引くせき 〜もしかしたら百日せきかも〜

子どもが百日せきにかかると、コンコンと短く発作性に続くせきと、息を吸うときにヒューと音が出る症状が長く続きます。しかし、大人がかかると、このような典型的な症状は少なく、入院するほど重症化することがないため、百日せきと診断されないまま、ワクチン未接種の赤ちゃんや子どもに感染させてしまう可能性があります。せきが長引く場合は、早めに受診し、必要な検査や治療を受けましょう。また、乳幼児では、生後3ヵ月から早めに4種混合ワクチンを受けることをお勧めします。

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平成29年(2017)夏号

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怖い感染症「破傷風」

破傷風は、体内に侵入した破傷風菌が作る神経毒素が血液やリンパ液に乗って全身に運ばれ、筋肉にけいれんを起こす感染症です。潜伏期間(3~21日)を経て、口が開きづらい、ものが飲み込みづらい、ひきつり笑い(顔面筋の緊張)といった局所症状が起こります。全身に波及すると呼吸困難や、首や背筋の筋肉が硬直して反り返るような強直性けいれんが発作的に起こります。治療は抗破傷風ヒト免疫グロブリンの投与、感染部位の洗浄、抗菌薬の投与などを行いますが、発症すると致死率は高く、約20~50%です。破傷風菌は世界中の土壌や動物の糞便中に広く分布し、転倒や土いじりなどの際に傷口から体内に侵入して感染します。日常生活で破傷風菌との接触を完全に断つことは不可能で、誰でも感染の可能性があります。
日本では、破傷風の予防には4種混合ワクチン(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)が用いられています。4種混合ワクチンは1回の接種では効果が不十分なため、定められた回数の接種を完遂し、十分な免疫を獲得しておくことが大切です。

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4種混合ワクチンの接種スケジュール

4種混合ワクチンは、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオの4種類の病気に備え、免疫をつけるワクチンです。市町村が実施する定期接種で、定められた期間内は無料(自己負担なし)で接種できます。
4種混合ワクチンは第1期として、生後3ヵ月から90ヵ月(7歳6ヵ月)までに合計4回接種します。その後、第2期として11~13歳の間に2種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風)を接種して完了します。
それぞれのワクチンで、定期接種で受けられる月齢・年齢が決まっています。一方で、乳幼児が受ける予防接種は種類も回数も多く、スケジュール管理が大変です。子どもの体調が悪いと、予定日に接種できないこともあります。もし定期接種の期間内にワクチン接種を終えられなかった場合は、かかりつけの医師や市町村の保健センターにできるだけ早く相談しましょう。

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ワクチン質問箱

質問:混合ワクチンとは?
回答:混合ワクチンとは、複数の病気に対するワクチンが初めから1本の注射液に混合して含まれたものです。混合ワクチンを使うことで、1種類ずつ接種する方法に比べ、接種回数を減らすことができます。日本で接種できる混合ワクチンは、4種混合ワクチン(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)、2種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風)やMRワクチン(麻しん、風しん)などがあります。

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