手足口病

手足口病

発熱とほぼ同時に、てのひら・足の裏・頬の内側の粘膜に盛り上がった水疱性の発しんができます。食事は酸味や塩分が少なく、のどごしがよいものを食べさせましょう。

主な症状・経過

主な症状・経過

  • 感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性の発しんが出ます。
  • 発熱は約3分の1にみられますが、高熱が続くことは通常はありません。
  • たいていは数日間のうちに自然に治ります。
  • まれですが、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることがあります。経過観察をしっかりと行い、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速くて息苦しそう、水分が取れずにおしっこがでない、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
  • 回復後2~4週間は、便からウイルスの排泄があり、人に感染させるおそれがあるため、便や尿の処理には特に注意が必要です。
  • 特効薬はなく、特別な治療方法はありません。

特徴

原因となる病原体 コクサッキーウイルス(A16型、A6型、A10型)、
エンテロウイルス(71型)など
感染経路 経口(糞口)感染、飛沫感染、接触感染
この病気にかかりやすい年齢層の乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは注意が必要です。
かかりやすい年齢 乳幼児

公益社団法人 日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所で予防すべき感染症の解説」より一部改変