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おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

感染力の強いムンプスウイルスによっておこる発熱と耳下腺のはれを特徴とする病気です。
ウイルスが全身の臓器や神経組織を侵して無菌性髄膜炎・脳炎・難聴・精巣炎等の合併症をおこします。

主な症状・経過

主な症状・経過

  • 主に発熱と耳下腺の腫脹と疼痛をもって発症するのでおたふくかぜ、流行性耳下腺炎と呼ばれています。
  • 耳下腺腫脹は発症後1~3日でピークとなり、その後3~7日かけて消退します。
  • 腫脹部位に疼痛があり、唾液分泌により疼痛が増強します。発熱は1~6日間続き、頭痛、倦怠感、食欲低下、筋肉痛、頚部痛を伴うことがあります。
  • ウイルスは上気道粘膜や頸部の局所リンパ節で増殖後、唾液腺、髄膜、膵臓、睾丸、卵巣、甲状腺、腎臓、中枢神経組織などに到達し、そこで増殖して全身的な感染を起こし、臨床症状や合併症をひきおこします。

特徴

原因となる病原体 ムンプスウイルス
感染経路 飛沫感染、接触感染
かかりやすい年齢 幼児から学童
合併症 100人に1人が無菌性髄膜炎を、500~1,000人に1人が回復不能な片側の難聴を、3,000~5,000人に1人が急性脳炎を併発します。

公益社団法人 日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所で予防すべき感染症の解説」より一部改変