破傷風

破傷風

土壌中の菌が傷口から体内に入ることによって感染します。神経麻痺、筋肉の激しいけいれんや呼吸困難などをおこし、死亡率が高い病気です。

(公財)予防接種リサーチセンター「予防接種と子どもの健康(2015年度版)」から転載(一部改変)

主な症状・経過

  • 破傷風は、破傷風菌により発生し、かかった場合に亡くなる割合が非常に高い病気です。
  • 主に傷口に菌が入り込んで感染を起こし毒素を通して、さまざまな神経に作用します。
  • 口が開き難い、顎が疲れるといった症状に始まり、歩行や排尿・排便の障害などを経て、最後には全身の筋肉が固くなって体を弓のように反り返らせたり、息ができなくなったりし、亡くなることもあります。
  • 1年間に約40人の患者(致命率:約30%)が報告されていますが、これらの患者の95%以上が30 才以上の成人でした。

特徴

原因となる病原体 破傷風菌
感染経路 傷口に菌が入り込んで感染
かかりやすい年齢 前は新生児の発生もみられましたが、近年は30歳以上の成人を中心に患者が発生しています。
合併症 呼吸筋麻痺による呼吸困難や窒息して亡くなることもあります。