Hib(ヒブ)感染症

Hib(ヒブ)感染症
[細菌性髄膜炎、喉頭蓋炎等]

Hib(ヒブ)は、ヒトからヒトに飛沫感染します。感染すると中耳炎や肺炎をおこすことがあり、まれに脳を包む髄膜やのどの奥などに炎症を起こします。細菌性髄膜炎は、亡くなったり、脳に後遺症が残ることがあります。

主な症状・経過

  • 脳を包む髄膜、のどの奥の喉頭蓋、肺などに炎症を起こします。
  • 髄膜炎では、風邪の症状がつづき、発熱、嘔吐、けいれん、意識障害などの症状がでます。
  • 死亡率は3~6%、生存患児の20%までが永続的な聴覚障害またはその他の長期的な後遺症を残すと報告があります。

特徴

原因となる病原体 Hib(ヒブ)
感染経路 主に飛沫感染
かかりやすい年齢 3ヵ月~5歳(特に2歳以下に多い)
合併症 髄膜炎にともなう合併症は多く、死亡や発達・知能・運動障害などのほか、難聴(聴力障害)などが起こることがあります。

公益社団法人 日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所で予防すべき感染症の解説」より一部改変