B型肝炎

B型肝炎

5歳未満の乳幼児期に感染するとウイルスのキャリア(持続感染:ウイルスを体内に保有した状態)になる率が高く、将来、慢性肝炎・肝硬変・肝癌になる可能性があります。

主な症状・経過

  • 乳幼児期の感染は無症候性に経過することが多いのですが、B型肝炎ウイルスのキャリア(持続感染)に移行しやすいとされます。
  • 急性肝炎を発症した場合は倦怠感・発熱・黄疸などがみられます。まれですが、重症化して亡くなることもあります。
  • 急性肝炎の多くは治癒しますが、10~15%は慢性肝炎、肝硬変、肝癌へ進行します。

特徴

原因となる病原体 B型肝炎ウイルス(HBV)
感染経路 キャリアの母親からの垂直感染(母子感染)
家庭内(歯ブラシやカミソリの共用)、保育園などでの水平感染
性行為による感染

公益社団法人 日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所で予防すべき感染症の解説」より一部改変