ワクチン新聞

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平成28年(2016)秋号

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インフルエンザの流行に備えて早めの予防接種を

一般的に、インフルエンザの流行は、例年11月から12月にかけて始まり、1月から2月にピークを迎え、3月頃まで続くと言われています。しかし、昨シーズンは流行の立ち上がりが遅く、1月に入ってから流行...

一般的に、インフルエンザの流行は、例年11月から12月にかけて始まり、1月から2月にピークを迎え、3月頃まで続くと言われています。しかし、昨シーズンは流行の立ち上がりが遅く、1月に入ってから流行が始まりました。また、インフルエンザは、毎年、流行するウイルスの型が変わります。特に近年はA型2種類、B型2種類のウイルスが混在して流行しています。
インフルエンザワクチンはこれら4種類のウイルスに対応していますが、ワクチン接種を受けてからインフルエンザに対する免疫力がつくまでに2週間程度かかります。また、その効果が十分に持続する期間は約5カ月間とされています。これまでのインフルエンザ流行状況を考えると、効果的にインフルエンザを予防するためには、10月~11月に予防接種を受けることをお勧めします。

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B型肝炎ワクチンが定期接種に

平成28年10月から、B型肝炎ワクチンの予防接種が定期接種として、原則無料で受けられるようになりました。対象年齢は、「平成28年4月以降に出生した生後1歳までの者」とされています。十分な予防効果...

平成28年10月から、B型肝炎ワクチンの予防接種が定期接種として、原則無料で受けられるようになりました。対象年齢は、「平成28年4月以降に出生した生後1歳までの者」とされています。十分な予防効果を得るためには計3回の予防接種が必要で、標準的には生後2カ月、3カ月、7~8カ月に接種します。
世界保健機関(WHO)が1992年からB 型肝炎ワクチンの定期接種を勧告し、多くの国々で定期接種化されていきましたが、日本でもようやく定期接種となり、B型肝炎の予防に大きな期待が寄せられています。詳しくは、お近くの医療機関等でおたずねください。

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ワクチン質問箱

質問:ワクチン接種後に注意することはありますか?回答:まれに起こる重い副反応として「アナフィラキシー」がありますが、接種後30 分以内に起こることが多いので、その間は子どもの様子に注意し、異変が...

質問:ワクチン接種後に注意することはありますか?
回答:まれに起こる重い副反応として「アナフィラキシー」がありますが、接種後30 分以内に起こることが多いので、その間は子どもの様子に注意し、異変があればすぐ医師に伝えましょう。注射した部位は、わざわざ揉む必要はないとされています。当日の入浴は、差し支えありません。
すべてが副反応とは限りませんが、接種後に何か気になる症状が出現した場合は医師に相談するとよいでしょう。

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感染症Q&A

Q.VPDってなんですか?A.VPDとは、Vaccine Preventable Diseases の略です。●Vaccine=ワクチン ●Preventable=防げる ●Diseases=病...

Q.VPDってなんですか?
A.VPDとは、Vaccine Preventable Diseases の略です。
●Vaccine=ワクチン ●Preventable=防げる ●Diseases=病気
解説:つまり、VPDとは「ワクチンで防げる病気」のこと。VPDには、麻しん、風しん、みずぼうそう、おたふくかぜ、インフルエンザ、感染性胃腸炎(ロタ)などがあります。VPDは、子どもたちの健康と命に大きくかかわる問題なので、決められた期間にワクチンを接種することが勧められています。

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インフルエンザの一般的な予防法

インフルエンザの予防の基本は、流行前にワクチンを接種することです。また、感染の危険性を減らすために人ごみを避ける、マスクを着用する、あるいは、部屋の湿度を適度に保つ、十分な休養と栄養をとって体調...

インフルエンザの予防の基本は、流行前にワクチンを接種することです。また、感染の危険性を減らすために人ごみを避ける、マスクを着用する、あるいは、部屋の湿度を適度に保つ、十分な休養と栄養をとって体調を整えて抵抗力をつける、外出後に「手洗い」と「うがい」をかかさない、などに気をつけましょう。