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麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を受けましょう

情報提供:国立感染症研究所感染症疫学センター第三室(予防接種室)室長 多屋馨子 先生

麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)とは…
麻しんワクチンと風しんワクチンがいっしょになったワクチンです。
このワクチンで予防できる病気
麻しん(はしか)  ●風しん
麻しん(はしか)ってどんな病気?
麻しん 麻しんは、麻しんウイルスによって起こる感染症です。
非常に感染しやすい病気で、免疫を持たない人が感染すると、ほぼ100%発症します。2007年から2008年にかけて麻しんの大流行が起こりました。子どもの病気と考えられていた麻しんが、10~20歳代の若者で流行し、高校や大学が休校になりました。麻しんは子どもだけの病気ではなく、大人でも注意が必要です。

主な症状
●発熱(最初3~4日間は38℃前後、一時下がった後、再び39~40℃の高熱) ●せき ●鼻水 ●めやに ●発しん など

合併症
気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎などを合併することがあります。
予防接種を受けずに、麻しんにかかった人は数千人に1人の割合で死亡することがあります。

風しんってどんな病気?
風しん 風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹などを特徴とするウイルス性の発疹症です。
子どもの場合は、数日で治ってしまう比較的軽い病気ですが、すべての症状がそろわないことがよくあります。
関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などを合併することもあります。また、大人になってからかかると重症になるため、注意が必要です。
ワクチンを受ける時期は?
第1期と第2期に1回ずつ、合計2回接種します。

麻しんや風しんは
免疫がなければ誰もがかかります。
1歳になったら出来るだけ早めに
予防接種を受けましょう!

1期
生後12~24ヵ月未満
2期
5~7歳未満で小学校就学前の1年間
(通常、幼稚園・保育所児の最年長児)
MRワクチン接種スケジュール
妊婦が麻しん・風しんにかかると危険な理由とは?
■妊婦が麻しんにかかると…
麻しんは感染力が強い病気なので、免疫を持たない妊婦が麻しんにかかると流産や早産になります。
妊婦は接種できないワクチンもあるため、周りの人がワクチンを接種して妊婦を守りましょう。

■妊婦が風しんにかかると…
妊婦、特に妊娠20週頃までの女性が風しんにかかると、胎児も風しんウイルスに感染し、目、耳、心臓などに先天性の病気をもつ可能性があります。
この病気を先天性風しん症候群といいます。
麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を妊婦に接種することはできません(接種不適当者)。
生まれてくる子どもを先天性風しん症候群から守るためには、妊娠を希望する女性(妊娠期間中を除く)だけでなく、その家族や周囲の人々(職場や学校など)が麻しん風しん混合ワクチンを接種し、風しんに対する免疫を持つことが大切です。